女人高野室生寺。
今は、車で山奥まで快適なドライブがてらに寄ることが出来ます。
社務所までに見事な巨木が3本。
う~ん。
どうやったら、この木の大きさを写せるのか?
仁王門をくぐって境内に入ると、池の木にはモリアオカエルの卵がぶら下がっています。
池をのぞくととおたまじゃくしやイモリが泳いでいました。
五重塔。
平成10年の台風で巨木が倒れかかり、新聞で痛ましい写真を見ました。
文化庁、全国からの寄付によりその2年後に修復されています。
幸いにもその前に訪れた記憶があり、鮮やかな色彩で修復された印象を持ちました。
奥の院へと続く、石段へ。
杉の巨木の中、石段が見上げるように続いています。
...。 行くしかない。
中チビが数え、386段。
岩肌には杉の巨木の根が覆い尽くすように、
人間の一生では計ることは出来ない時が流れています。
まさに牛歩、のペースで上りました。
階段を上ることが、しんどいのではなく
湿気が高く、汗が噴き出して止まりません。
やっと到着した奥の院では、降りる気にはなかなかなりません。
残念なことに、木造の壁には低俗な落書きで埋め尽くされていました。
一つ書かれた落書きに誘われて、ここまで上ったからと徐々に増えてしまったのでしょうか。
山上から里を見下ろす景色は、
残念ながら木の葉に遮られていて望めませんね。
奥の院では御影堂にてご朱印を頂きました。
ここで頂かないと室生寺にお邪魔した甲斐はないというものです。
金堂では「十二神将勢ぞろい金堂特別拝観]が行われています。
腰を下ろし、仏像を眺めてしばし過ごさせて頂きました。
苦労して上った石段を降りて、古刹を後にしました。
また、来たい。自然の中で脈々と継がれている歴史を感じることが出来ますよ。
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