天気予報の通りに、寝る頃はまだ暑かった気温が朝起きるとひんやりした秋の空気に変わっている。
9/23はぐずついた天気も午後からは落ち着く予報である。
午後から一人の時間が出来たので、今日はどこに行こうかなぁと思案。
とりあえずは、久しぶりに無鉄砲のラーメンを食べに行こうと出発です。
豚の骨の看板があるものの、実質はがむしゃらの店と化しています。
東京進出を果たし、多忙な宮迫代表の豚骨ラーメンは暫く頂くことは無理でしょう。
13時着、少雨の中で待ち客15人目に並びます。
純とんこつラーメンはもはや口には出来ない歳となっているので、魚介ラーメンをオーダー。
カウンターに座れたので、ラーメンのさばき具合を堪能できました。
純とんこつラーメンのスープこってりには、とどめに背油をこれでもかと振りかけています。
見ていてしみじみと思いました。
あの代物はもう食べられないなぁ。
魚介ラーメンの中太麺を頬張り、濃厚なスープをすすり腹一杯となり、西ノ京へ。
世界遺産の薬師寺を散策。
観光バスからツアー客や修学旅行生が乗り込んできます。
人が多いですね。撮影するタイミングが限られてしまいます。
砂利を敷き詰められた境内は広々としています。
月日を経た東塔と朱色が鮮やかな西塔がなんとも対称的です。
薬師寺で唯一の奈良時代の建築物である東塔を見学。
柱の一本一本がこれまでの風雪と年月の流れを物語っています。
初層が公開されており、のぞいてみると心柱や壁面に描かれた絵を見ることが出来ました。
一転してきらびやかな西塔。
昭和56年に復興されました。
屋根の造りに特徴があり、各層に裳階をつけています。
金堂では時間制で寺の説明をしていました。
ちょっとだけ聞いた話の中身は...。
「さてこの塔は何重でしょうか?」
「三重、五重、六重?」
「正解は...。」
「屋根は大と小で六つありますが、扉は三つあり実は三重なのです。五階(誤解)の無いように!」
このような軽快ジョークで笑わしていました。
金堂を望む。
1976年に再建されました。
意匠は平城京の朱雀門、大極殿と同様に見受けられます。
細部に至るまで丁寧に造られています。
国宝の仏像である薬師三尊像が安置されています。
平成15年に復興された、広々とした大講堂。
軒先が延々と直線で伸び、最後は軒反りでびしっと締めています。
最後に玄奘三蔵院伽藍へ。
三蔵法師の分骨が安置されています。
シルクロードの最果てとして、平山画伯の壁画が残されています。
平成の名画として、寺社と共に後世へ伝えられていくのでしょう。