2010年9月28日火曜日

唐招提寺を散策

薬師寺に続いて、唐招提寺へ足を延ばしました。




一転して、こちらの境内には木々が残されています。

木立の中を散策する雰囲気が残されており、こちらの方が私の趣に合います。

金堂を望む。
平成の大修理(2000年~2009年)で解体修理されました。



境内の小道を進みます。






















森の中にひっそりとあるような戒壇。
出家者が正式の僧となるための受戒の儀式を行う場所。


宝蔵と経堂。
















鑑真和尚御廟を目指し、門をくぐると苔むす緑の世界が待っていました。

ここだけが別世界の様な空気が流れていました。



二上山のアスレチックとふるさと公園

1週遅れとなりましたが、先週日曜日は二上山の山麓で遊んできました。
先ずは二上山万葉の森に隣接しているアスレチックへ。























くたびれた感がある遊具に挑戦して行きます。

















前半は物足りなさが残る感じでした。
後半に突入し、ここ最大の見せ場であろう岩場のクライミングに挑む。
上ってからは横にはったロープで移動するのですが、彩香は暫くは上で岩に張り付いていましたがあえなく降りてきました。

お茶を飲んで休憩していると、小チビがロープを掴んで上っていくではありませんか。























止まる様子が見られません。掴むロープだけしか目に入っていないのでしょう。
半分に届くまで上りましたが見ているこっちが怖くなり、慌てて追いかけ降ろしました。















































ゴールからは二上山への登山道が続いています。

上ってみたい気持ちに駆られましたが、大半を小チビ担ぐ事になるのは明白なので断念しました。

場所を代えて二上山ふるさと公園へ。

この公園には展望台があり、眺望が良いと聞いています。
公園の中を散策し、池では鯉に餌やりを楽しみました。
鯉の餌が自動販売機で売られています。
一つ買うと品切れとなりました、モナカの中に鯉の餌が入っており無くなればモナカをちぎって与えられる品物でした。







































山へと続く散歩道を見つけて、展望台を目指します。
















石段の途中に出くわしてからは、石段を登りました。
一直線に続く石段。
全部で456段あるそうです。


眺望は良く、満足です。
















中央の山裾に広がっている住宅街が我が朝倉台です。
















帰りも小チビは枝を拾っては遊びながらも自分の足で降りました。


















2010年9月26日日曜日

薬師寺を散策

天気予報の通りに、寝る頃はまだ暑かった気温が朝起きるとひんやりした秋の空気に変わっている。
9/23はぐずついた天気も午後からは落ち着く予報である。
午後から一人の時間が出来たので、今日はどこに行こうかなぁと思案。
とりあえずは、久しぶりに無鉄砲のラーメンを食べに行こうと出発です。
豚の骨の看板があるものの、実質はがむしゃらの店と化しています。























東京進出を果たし、多忙な宮迫代表の豚骨ラーメンは暫く頂くことは無理でしょう。
13時着、少雨の中で待ち客15人目に並びます。
純とんこつラーメンはもはや口には出来ない歳となっているので、魚介ラーメンをオーダー。
カウンターに座れたので、ラーメンのさばき具合を堪能できました。
純とんこつラーメンのスープこってりには、とどめに背油をこれでもかと振りかけています。
見ていてしみじみと思いました。
あの代物はもう食べられないなぁ。
魚介ラーメンの中太麺を頬張り、濃厚なスープをすすり腹一杯となり、西ノ京へ。

世界遺産の薬師寺を散策。























観光バスからツアー客や修学旅行生が乗り込んできます。
人が多いですね。撮影するタイミングが限られてしまいます。
砂利を敷き詰められた境内は広々としています。

月日を経た東塔と朱色が鮮やかな西塔がなんとも対称的です。

薬師寺で唯一の奈良時代の建築物である東塔を見学。























柱の一本一本がこれまでの風雪と年月の流れを物語っています。























初層が公開されており、のぞいてみると心柱や壁面に描かれた絵を見ることが出来ました。

一転してきらびやかな西塔。























昭和56年に復興されました。
屋根の造りに特徴があり、各層に裳階をつけています。

金堂では時間制で寺の説明をしていました。
ちょっとだけ聞いた話の中身は...。
「さてこの塔は何重でしょうか?」
「三重、五重、六重?」
「正解は...。」
「屋根は大と小で六つありますが、扉は三つあり実は三重なのです。五階(誤解)の無いように!」
このような軽快ジョークで笑わしていました。

金堂を望む。
















1976年に再建されました。
意匠は平城京の朱雀門、大極殿と同様に見受けられます。
細部に至るまで丁寧に造られています。
















国宝の仏像である薬師三尊像が安置されています。
















平成15年に復興された、広々とした大講堂。
















軒先が延々と直線で伸び、最後は軒反りでびしっと締めています。
















最後に玄奘三蔵院伽藍へ。
三蔵法師の分骨が安置されています。
シルクロードの最果てとして、平山画伯の壁画が残されています。
平成の名画として、寺社と共に後世へ伝えられていくのでしょう。

2010年9月24日金曜日

信貴山のどか村

先週の週末は秋のお出かけ一発目に、信貴山のどか村へ。
すでに駐車場は満車となっており、ずいぶんと手前の路肩に駐車の指示がありました。
ここから、送迎バスで到着です。

昼食に、石釜のピザを注文しました。
ボランティアかなというスタッフさんが焼き上げていました。
番号を呼ばれピザが届きましたが....。
もうちょっと火を通さんとあかんやろ!
このようなピザを頂きました、おいしかったですが。

中は広いですね。伊賀もくもくファームを思い出します。
比べてしまいますが、ピザ一枚頂いた点で違いはわかりました。
商業的には立地が良いでしょうが、味は劣りますね。

しかし、広場は広大です。
















トンボも飛び交っており、チビ達が捕まえようと走り回ります。
































この暑い中でも、子供は関係なしに走り回ります。


木製のアスレチックも用意されていました。
なかなかの遊具が揃っています。

つり竿を借りて魚釣りにも挑戦しました。
小さな池を囲むように皆が糸を垂れています。

時折鯉の魚影が見えますが、あれは大きくて対象外でしょう。

一回当たりがあり浮きが水面下へ沈みましたが、彩香は反応出来ませんでした。
本人いわく「頭がぼぉ~っとしてた」。

隣の親子は好調で、エビとメダカを釣り上げていました。
共に普通は釣れない代物でしょうが、運が強かったようですね。

皆の竿に反応が無い中、学生さんの竿に鯉が食いつきました。
ばしゃばしゃと水面をたたく姿に一同歓声が上がります。
さすがに釣り上げるまでには行かず、最後は糸を切られていました。

チビ達が釣りを楽しむ間に、ぶどう畑へと。
ぶどうの房が実っています。今回は時間が無くパスしました。

伊丹空港へと高度を下げてくる飛行機が真上を通過して行きます。

園内のバーベーキュー施設も満員御礼の様子でした。

我が家としては、同じように楽しむのであれば今後は伊賀もくもくファームを選びます。

2010年9月21日火曜日

朝護孫子寺

初めて朝護孫子寺にお参りしてきました。

駐車場から開運橋を渡り、境内へ入ります。































ポスターでよく見る張り子のトラが、「世界一の大福寅」だそうです。

中は参道が枝別れの様に伸びています。
どっちを進もうかな。
道を適当に上ると珍しい姿の聖徳太子像がお出迎え。
馬にまたがっているので勇壮に感じられます。















成福院でご朱印を頂きました。
ここには宿坊があるようです。























玉蔵院に到着しました。日本一大地蔵と三重塔のコラボ。
かなりのデフォルメですね。






































信貴山の山頂へ目指し、鳥居をくぐりぬけて進みます。
























下りてくる人の中には、飯ごうの様な物を持っている人が見受けられました。
なんやろか?

空鉢護法堂で参拝し、山頂からはわずかに眺望を楽しむ事が出来ます。
この景色を眺めることが出来る。だから山を登るんだ。
そんな気にさせてくれますね。

























しんどかった上りもなんのその、下りはホントにあっという間。

















手水場で解説がしてありました。
「空鉢様(空鉢護法堂)に水を御供の方は、備え付けのポットに入れてこの水を空鉢護法堂までお持ちください。」

多宝塔、鐘堂。























ネコバス?の中を通り抜ける事も出来ました。























十三塔には黒猫が寝そべっていました。
これを見てしまい、縁起が悪そうな気になってしまいました。
























本堂からは大和盆地が見渡すことが出来ます。良い眺めでした。

















遥か下に入口で待機していた小チビが手を振っているのが見えます。
機嫌が良いので大きく手を振り返すと、喜んで倍手を振っていました(笑)。

本堂から出口に向いながらの感想は、なんか全体的に統一感が無く、かなりごちゃごちゃとした感が否めませんね。

今回上ったであろう山の全景。