2010年10月11日月曜日

天皇皇后両陛下がやって来た!

平城遷都1300年記念祝典のために奈良県を訪れていた天皇、皇后両陛下は10日、室生寺と長谷寺を訪れた後帰られます。
大和朝倉駅での天皇皇后両陛下のご奉送の儀に参加してきました。
人生40年を経て間近で目にする事が出来る機会です。
大和朝倉駅15:45発の電車の予定。
14時過ぎに駅を一回りするとすでに人垣が出来ていました。
住宅街にもいたるところで警察官が見られます。
出遅れたかもとカメラ片手に14:30駅に着きました。
どこからでも見られるかなとの考えは甘く、観覧場所は片側の道路のみと決められています。
駅近くは既に人が多く撮影出来ません。
後ろの石垣の上に立ち、頭越しに撮影できそうな場所を確保しました。
雨がぱらついたりする微妙な天気の中、時折白バイがロータリーを周回する等で場を盛り上げてくれました。



石垣に立っている私たちに対し、今はいいですが最後はそこも立てなくなりますよ!
警備の人が声をかけて来ました。
慌てて場所を移動、駅からはさらに離れた位置となりましたが、やはり植え込みの段に上り、何とか観客の頭越しに撮影出来るかどうか。
しかし、傘をさされると視界は遮られてしまいます。
到着直前にも雨が降り出した中、遠くから声が上がりました。
やっと到着されたのか?ここからは何も見えません。

黒塗りの車(ナンバーには菊紋)が通り過ぎます。(ここからは写真をトリミング)
後部座席から手を振っている人が。
天皇陛下がまぎれもなくご到着です。
到着されると皆が手を上げて旗を振りだしたので、その隙間を狙います。
天皇皇后両陛下が車から降りられました。観衆からの声が上がります。
騒然とした空気になりました。

 車を降りてから、天皇皇后両陛下はしばらく観衆に手を振られていました。
旗や人の手、木、電話ボックスが邪魔です。
本当にその隙間を狙い、何とか撮影。


駅構内へと姿を消した後、皆が満足の笑顔でした。
次は、お召し列車を撮ろうと移動しましたが列車が出発するまで待機するように言われ、またホームをのぞくと電車の屋根部しか見れませんでした。

次々と撤収して行く警備車両他。

その後で移動を許されました。この日だけは閑静な住宅街が騒然としていました。
集まった人達は高齢の方が大半でした。
それぞれの方が抱いた感想は幾万でしょう、日本の象徴として生きておられる雲上人。
片田舎の観衆に対しても充分な対応される姿には人格の尊さが見受けられました。
日の丸の旗を振ったのであろう高校生?若い世代はどう感じたのか。

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