2010年5月18日火曜日

東大寺を散策

5/16(日)は鹿を見に行こうとチビ達を誘って奈良公園へ行ってきました。
しかし、私の本当の狙いは東大寺散策です。
歳とって改めて拝観すると、南大門、大仏殿、大仏様のなんと大きいことか。


































これだけ規模が大きいと建造当時の大変さは想像をはるかに超えています。
巨大な大仏殿の瓦を敷き詰めた屋根は3000トンあり、
支える2本の虹梁(こうりょう)は、当時国中を探し発見された宮崎県から運ばれています。
















大仏殿正面の観相窓からのぞく大仏様(展示模型)。
元旦と8/15のみ見ることが出来ます。

中は写真撮影が出来るので、暫しシャッターを押し続けていました。


柱くぐりに行列が出来ていましたが、チビ達はもちろん挑戦し喜んでいました。

大鐘。



















吊るしてあるのが不思議なくらいの大きさです。
代々、この鐘を毎夜20時に突いている家系があるらしいです。

旧暦の2月に「お水とり(修二会)」が行われる二月堂。















752年の大仏開眼供養会が行われた年から一度も途絶えることなく続けられています。
奈良県民でありながら未だ見た事がありません。

法華堂では天平文化の秘仏を拝観しました。
東大寺で最古の建築とされる国宝の法華堂(三月堂)は修理のため18日から拝観が停止されます。
修理終了後仏像の一部は新施設に移されるため、現在のように16体が並ぷ堂内の様子は今日が見納めとなります。
仏様を間近に、しばし見惚れてしまいました。

御朱印も頂きました。
筆使いを見ていましたが流れるような筆圧で書かれていて惚れぼれしました。















充分に満足したので、チビ達のリクエストに応えます。















鹿せんべいを買うと鹿が群がってきます。
頭を頂戴とばかりに、上下に振ってぶつかってきます。
小チビにとっては自分より大きい鹿の勢いに負けて泣きだす始末。
中チビも押されて、餌を与え(奪われ)ながら後ずさりしていました。

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