2010年5月23日日曜日

キトラ古墳壁画

生憎の雨降りとなった日曜日、
遊びには行けないので飛鳥資料館へキトラ古墳壁画を見に行ってきました。















入り口には混雑対策が設けられていますが、雨のおかげで人はまばらです。















館内に入ると直ぐに、飛鳥京のジオラマ模型が展示されています。
今では田園風景の広がる明日香に、かつては都があったのだと実感できます。















平城京跡の朱雀門や大極殿のように、なにかの施設でも再建してあれば観光に良いのではと思いますがいろんな発掘もまだまだありますし、予算の問題があるのでしょう。

極彩色の壁画が残された古墳は日本では高松塚古墳とキトラ古墳の2つだけです。
説は色々あるようですが、壁画を描く絵師がいなくなったとか。

人は少ないも説明パネルをじっくりと読んでいる人もいるため、流れは悪かったです。

剥ぎ取られた四神の壁画も見ることが出来ました。
青龍はほとんどが黒ずんだ中に隠れて判別は困難でした(赤い舌がチロッと出ている程度)が
玄武や朱雀は見事に残されていました。
残念ながら、正直色鮮やかとの印象までには至りませんでしたが、それでも1300年余りを経て
目に出来た事自体が感動に充分値します。

壁を切り取るという、このような公開の形になってしまったことは残念に思います。
発掘後の管理の不手際と地元では相当に怒りの声が飛び交っていましたね。

それよりも東壁の青龍の前にヒビなのか、細い黒い線が大きな龍の顔を描いているように見えたのは私だけでしょうか?
一度そう見えてしまうとなかなか訂正が効かず、最後まで気になってました。
家に帰ってからも係りの人に聞いてみればよかったと悔やんでいます。

数々の出土品を見ていると、小学校の頃、校庭で土器の破片を度々見つけましたし
明日香でこんもりとした丘を掘り起せば何か出てくるのでは?
トレジャーハンティングでもしようかという気にさせられます。

展示ルートを出ると多くの人が何やら書類を書いている?
入り口で頂いた資料の中に、クロスワードパズルで商品ゲットの企画がありました。
もちろん挑戦です。
上級のクイズには2つ分からないものが有りましたが何とか答えのワードに辿り着きました。
中チビのこの答えは?の声に余裕で応える父親に成れる事が出来万々歳です。

皆が黙々とクイズに取り組んでいる中で、中チビは思わず最後のキーワードを大きな声で
わかったっ「○○○...。」と叫んでいました。
周りの反応は鈍かったように思いますが、中にはしっかりと聞き耳を立てていた人がいるはず。

園内には明日香に点在している奇石のレプリカが置いてありました。
前々からの疑問が一つ、地名は明日香と飛鳥のどっち?

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